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東京でSEO会社を選ぶには?依頼範囲・費用・実績の比較ポイント

SEO会社の提案を比べる際に、順位だけでは判断できない支援範囲、成果の定義、実装責任、見積もり条件を整理します。東京の企業が相談前に用意する資料と質問例も紹介します。

1.「東京で1位」の前に、検索する顧客を決める

同じ東京の会社でも、顧客が店舗周辺にいるのか、都内の企業なのか、全国なのかで狙う検索語は異なります。所在地が東京だからといって、すべてのページに東京という語を足すだけでは、検索する人の疑問に答えられません。

たとえば来店型サービスなら、対応地域・アクセス・営業時間が判断材料になります。企業向けの開発サービスなら、対応技術・成果物・依頼条件が重要です。まず「誰が、何を依頼するために検索するか」を一文にし、サービスページの説明と一致させます。

自然検索の順位とGoogleマップでの表示は分けて扱います。Googleはローカル検索について、関連性・距離・知名度などを挙げています。所在地からの距離が関わるため、東京全域で同じ順位が表示される前提は置けません。Googleのローカル検索順位の説明

2. 提案書と公開作業の間を確認する

「SEO対策一式」という名称だけでは、調査・提案・原稿作成・開発・公開・検証のどこまで含むか分かりません。提案が納品されても、社内に実装担当がいなければ改善は止まります。

契約前に確認する役割分担
工程確認する質問
調査公開ページだけか、Search Consoleや解析データまで見るか。
原稿・設計構成案までか、取材・執筆・事実確認まで含むか。
開発・公開誰が変更し、誰が承認し、不具合時は誰が戻すか。
検証公開日と実施内容を記録し、何をもって完了とするか。

社内に制作チームがある場合は、担当者がそのまま着手できる指示が必要です。制作チームがない場合は、実装を含む提案かどうかを確認します。両者を同じ月額だけで比較すると、必要な作業の差を見落とします。

3. 成功事例は、数値の条件まで読む

「流入が増えた」という説明では、問い合わせ増加まで分かりません。期間、対象ページ、指名検索の扱い、元の規模、同時期の広告やリニューアルを確認します。成果に関わった施策と、会社が実際に担当した範囲も別の確認項目です。

  • 前年同期比か、直前期間比か。季節による需要差はあるか。
  • サイト全体か、改善対象ページだけか。新規ページの追加を含むか。
  • 問い合わせの定義は何か。送信失敗や重複を除いているか。
  • 成果数値を出せない場合、匿名で工程・判断・成果物を説明できるか。

匿名事例自体が問題なのではありません。ただし、公開数値がない事例から成長率や順位を推測してはいけません。実績の説明と、納品物の見本を分けて比較します。

4. 費用は、作業範囲と終了条件をそろえて比較する

一律の相場だけでは、自社に必要な費用は決まりません。監査のみの依頼と、原稿・開発・継続改善まで含む依頼では成果物が異なります。比較用に同じ対象URLと課題を渡し、以下を明記してもらいます。

  • 初期費用・継続費用・追加費用に含まれる作業
  • 納品物の形式、修正回数、確認期限、検収条件
  • 最低契約期間、更新・解約条件、データや制作物の引き継ぎ
  • 原稿の事実確認、公開承認、外部ツール費用の担当

順位だけを成果条件にすると、事業に結びつきにくい語が目標になる場合があります。対象検索語と問い合わせの質を合わせて確認し、順位・流入・商談を分けて評価します。

5. 最初の相談で渡す資料と質問

資料がそろっていなくても、サイトURL、増やしたいサービスの問い合わせ、困っている現象、希望時期、社内の制作体制を共有すると、提案の前提が具体的になります。アクセスを共有する場合はパスワードを渡さず、必要な権限を付与します。

質問例は「最初に何を確認し、その結果で着手順をどう変えますか」「こちら側に必要な作業は何ですか」「検索順位が変わらなかった場合、何を再検証しますか」です。方法の名前だけでなく、判断と実装の進め方を確認してください。

YAMAGATAの対応範囲は東京のSEOコンサルティング、現状整理から始める場合はSEO監査で確認できます。具体的なチェック方法は監査から修正につなげるチェックリストにまとめています。

6. 見積もりを比較するための記入例

以下は依頼条件をそろえるための架空の例です。YAMAGATAの料金表や標準契約ではありません。同じ条件を各社へ渡すと、月額の違いが作業量によるものか、担当範囲によるものかを確認できます。

依頼企業が用意する共通条件の例
項目記入例提案で確認すること
対象と目標法人向けサービスの紹介ページ5本。対象サービスの相談を増やしたい。検索語・対象ページと、相談の定義が対応しているか。
原稿既存ページの修正が中心。新規記事は必要性を確認して判断。構成・執筆・取材・事実確認のどこまで含むか。
実装CMSの更新は社内、テンプレート修正は既存制作会社が担当。具体的な修正指示と、公開後の再確認を誰が行うか。
費用初期調査、継続支援、原稿、開発、ツール費を分けて提示してほしい。税込・税別、追加作業の単価、承認前に費用が発生しないか。
契約終了終了時も原稿・修正履歴・計測データを社内で利用したい。権利、アカウント管理、引き継ぎ方法、解約通知期限。

比較期間を決めたら、「初期費用+月額×月数+別途の原稿・開発費」で総額を並べます。たとえば月額が低くても、実装が別料金なら総額は逆転し得ます。未確定の作業はゼロ円と扱わず、追加費用の条件を残してください。

7. 実際の匿名数値を、依頼判断にどう使うか

当社の運営サイト1件では、2026年3月7日〜6月6日と6月7日〜9月6日の比較で、検索クリックが約871%増加し、比較前の約9.7倍になりました。増加率は「(比較後÷比較前−1)×100」で算出しています。件数は非公開のため、この率だけで流入の規模は判断できません。

対象1検索語の平均掲載順位は12.3位から1.8位へ変化していますが、これはサイト全体の順位でも、現在の固定順位でもありません。問い合わせ数や売上はこの数値から計算できません。依頼先の事例でも、集計範囲と成果の定義を同様に確かめてください。匿名実績の計測条件と実施内容を見る

Googleも、SEO担当者へ過去の作業例、成果の測り方、変更内容と理由の説明を求めることを案内しています。GoogleによるSEO依頼先の選び方